不眠症(20代、女性、主婦)

不眠症(20代、女性、主婦)

10年来の不眠症でお悩みの方の症例をご紹介します。

不眠に加え、向精神薬の副作用や、離脱症状に苦しまれたご経験です。

小さなお子さんの為にも、健康を取り戻したいとのご意向で来院されました。
 

<20代女性(主婦)の方>


当院へ来院されるまでの症状と経歴

約10年前から眠れなくなり、睡眠薬を使用し続けていた。



~以下経歴~



初めは軽い睡眠薬を処方されていたが、次第に効かなくなり、どんどん強い薬に変わっていった。
最終的に、「ベゲタミンA」を使用していた。
(国内最強の睡眠薬であり、危険度の懸念も強い。劇薬指定。「飲む拘束衣」とも言われるほど。)

途中から「うつ病」とも診断され、抗うつ薬や抗精神病薬までも処方される。



薬の量はどんどんと増えていき、5種10錠以上を毎回服用していた。
ご本人いわく、「薬をガブ飲みしていた」とのこと。



次第に、強烈な副作用に襲われる。
不自然な感情の起伏アカシジアなど。)

あまりの辛さに耐えきれなくなり、減薬、断薬を決意。



薬をやめて再び眠れなくなるのは想定内だった。
しかしそれ以外にも、激しい離脱症状に襲われる。
幻聴めまい意識障害など)



(※ベゲタミンや抗精神病薬の長期服用からの離脱、、、
壮絶な辛さだったことと思います。)



数ヶ月が経ち、なんとか離脱症状は落ち着いた。
しかし、不眠は相変わらず。

夜0時に布団に入っても、寝付くのは朝方6時。
眠れてもすぐ目が覚める。
身体が休まらず、日中も常にダルくて仕方がない。



そんな折、ホームページで「ながれ堂」を知り、来院した。


現在の調子

通院開始から約1ヶ月半。
通院回数8回。



夜0時に布団に入り、すぐに寝つくことができる。
朝6時まで、しっかり眠れる。
途中、お子さんの夜泣きで起きることはあるが、再びすぐに眠れる。

ただし、1週間に1~2回ほど、2、3時間寝つけれないときはある。

それでも、以前に比べると雲泥の差。



「ここまでぐっすりと眠れるようになったのは10年ぶり、いや、初めてなのかもしれません。」
とのこと。


院長よりひとこと

とてもおだやかで礼儀正しい方です。
そのおだやかさの背景に、これほどの壮絶な過去があったとは。
初めてお話を伺ったときには、驚きを隠せませんでした。

来院時に、
「こんなに眠れるの、初めてなんです」
という言葉を何度も聴く度、私も嬉しい限りです。

小さなお子さんを持つ、若いお母さんです。
「子供の為にも、元気な自分を取り戻したい」
と一生懸命に取り組まれる姿勢を、心から応援しております。

当院の施術がなくとも眠れる日が続くよう、通院の卒業に向けて今後とも精一杯サポートして参ります。

※「免責事項」:こちらに掲載された事例やお客様の体験談は、個人の感想や成果によるものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には個人差があります。

ベゲタミンA
不眠症


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村地友寛

村地友寛

自律神経専門「無痛整体ながれ堂」代表。元証券会社営業マン。会社員時代に自律神経失調症となり、心療内科で精神薬を3種類処方されながら休職していたが、一向に回復せず。その後、整体と生活改善によって無事に根本的に解決した経験を持つ。その後、自分自身も脱サラして整体師へと転身。現在は、「自律神経の不調は自然治癒で回復することが、社会常識になる」という夢に向けて活動中。整体院だけでなく、後進の育成や、プロ治療家向けの勉強会なども開催している。

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