施術の流れ
1、施術方針の説明、問診
初めてご来院いただいた方には、当院の特徴、大切にしていること、ゴール(不調改善や身体機能の向上)へのシナリオ等、方針をご説明致します。
次に、「初回おうかがい票」に必要事項をご記入いただきます。
その内容に基づき、現在の症状や、状態を詳しくお聴きいたします。
どこがどのように痛いのか、つらいのか、それはいつ頃からなのか、お話しください。
小さなことでも、気になることは遠慮なくお聴かせください。
ここでの情報は、その後の工程における手がかりとなるたいへん重要なものです。
また、話すことが癒しにもつながります。ぜひご協力ください。
2、検査
立位、座位等の各体勢で、どこにどのような痛みや違和感があるかを詳しく調べます。
さらに、基本動作でどこにどのような痛みや違和感が出るのか、関節の可動域がどうか等を調べます。
立位、座位、仰臥位、伏臥位で、目視と触診により身体の歪みを把握します。
施術前後の変化を確認するために、必要に応じて画像や映像で記録をする場合があります。
3、施術
傾聴・問診や検査結果に基づき、一人一人の症状に最適の施術を組み立てます。
身体は全身が連携して動くものなので、部分だけでなく全身を施術します。施術中はできるだけ力を抜き、ゆっくり呼吸をしてください。
痛い施術はしませんが、万が一痛みや違和感がある場合は、すぐに告げてください。
身体に触れている時間は、15分程度です。
4、確認
施術前と比較して、どのように変化したかを確認します。
痛みや違和感に大きな変化がなくても、身体は必ず変化しています。
小さな変化を見逃さない、それが早期回復のコツです。
5、指導
確認した結果に基づき、今後の改善計画を話し合います。
痛みや違和感があるうちは、できるだけ日を詰めて施術に通うことが望ましいです。
必要に応じて、自宅でできる簡単な体操(自己療法)の指導をします。
また、生活習慣改善のアドバイスを行います。
痛みや不調は、必ず日常生活の中に原因があります。
それを改善することが、痛みや不調の根本解消への早道であることを覚えておいてください。