施術後の注意事項
施術の効果を高めるために、少しでも早く不調の改善をさせるために、施術後は、次の注意事項をお守りください。
1、急な激しい運動は避けてください
施術直後には、身体の変化が感じられない場合もあります。しかし、身体は必ず反応し、自らの力で変化したり、痛みや症状を治癒させたりします。整体施術がきっかけとなり、数日間は身体が変化します。少なくとも、当日も含めて三日間くらいは、激しい運動や作業、その他身体に大きな負荷のかかることは避けた方が無難です。
2、結果を急がないでください
当院では、誰もが持つ自然治癒力の発動を促し、身体の不調を根本的に解決することを目的としています。
自然治癒力の発動は、進むペースがゆっくりで、穏やかです。
特に慢性的な不調の場合は、結果を急がず、焦らず、じっくり取り組む心構えが大切です。
3、できるだけ日を詰めて施術を受けてください
不調の改善が自覚できるまでは、できるだけ日を詰めて施術を受けることをお勧めいたします。
特に早期に改善を望む場合は、週に2~3回の施術が理想です。
なお、不調がおさまったように思えても、身体の状態を良い状態に保ちたいならば、しばらくは定期的に施術を受けることをお勧めいたします。
4、好転反応を起こす場合があります
施術後に、だるさや、猛烈な眠気を感じることがあります。好転反応といって、身体が反応している良い兆候ですので、そのような場合は、できるだけ、安静にして、休むようにしてください。それをうまく経過させることにより、必ず以前よりよい状態になります。
薬物を長期にわたり常用している場合、まれに強い好転反応が出る場合があります。これは、整体施術により身体の代謝機能が改善され、体内にたまった老廃物や毒素などを外部へ排出しようとする作用によるものです。場合によっては、数日間から数週間続く場合もあります。つらいでしょうが、薬物から離脱し、症状の根本治癒を目指すには、通らねばならない道です。ゆっくり静養をとり、うまく経過させるようにしてください。
5、揉まない、押さない、叩かないでください
身体を強く揉んだり、押したり、叩いたりしないでください。
その場だけ気持ちがよかったり、一時的に痛みが取れた気がするかも知れませんが、外部からの強い刺激により、本来の痛みを紛らわせた(誤魔化した)に過ぎません。
揉んだり、押したり、叩いたりすると、患部周辺の筋繊維が壊れたり、乱れます。
また、外部からの強い刺激は、身体が攻撃と見なし、自分を守るために反射的に筋肉を緊張させます。
その結果、筋肉の緊張が緩まるどころか、ますます筋肉が硬くなり、改善しにくくなります。
6、動き過ぎにご注意ください
痛みがないからといって、決して動き過ぎない、あるいは動かし過ぎないようにしてください。
施術直後は、ガチガチに緊張していた筋肉が緩み、今まで動いたことのない動きができるようになる場合があります。
しかし、調子に乗って動かしてしまうと、長年使ったことのない筋肉を動かすわけですから、身体が驚き、かえって傷めてしまう場合もあります。
7、ぬるめのお風呂に浸かりましょう
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かりましょう。ぬるめとは、38~41℃くらいです(季節によります)。
ぬるいお風呂は、身体の副交感神経の働きを増大させ、緊張を緩める効果があります。
ストレスから解放され、リラックスした状態を作ると、本来備わっている自然治癒力が発揮されやすくなります。
逆に、熱いお風呂へサッと短時間で入ると、身体を緊張させ、かえってストレスを生む原因になります。
8、睡眠をしっかりとりましょう
睡眠をしっかりとりましょう。睡眠による休息は、人間が活動するために非常に大切です。
人間の睡眠は、1時間半が1サイクルですので、最低でも6時間、できれば7時間半眠るのが理想です。
もし眠れなくても、横になるだけでも休息の効果はあります。
また、どうしても睡眠が十分にとれない場合は、昼寝をするようにしてください。
15分ほど昼寝すれば、疲れのたまり方が違います。
夜は、できれば深夜0時までに寝ることが望ましいです。
その時刻を過ぎると、免疫力が低下します。そのため、一晩では疲れがとれず、次の日まで疲れが残りやすくなります。
9、痛みを確かめないでください
痛みのある動きをしたり、痛みを確かめたりしないでください。
痛みを感じた時点で、身体は反射的に防衛反応を起こします。
痛みを感じれば感じるほど、可動の範囲は少なくなり、動きにくくなります。
特に「少しの痛みなら無理して動かせば治る」という昔ながらの根性論は間違いですので、お気を付けください。
痛みや症状を治癒させるのは、あなたの身体が本来もつ自然治癒力です。
そして、その力が発揮できるかどうかは、あなたの日常生活の過ごし方や、心の持ち方次第です。
ぜひ明るい希望をもって、結果を急がず、焦らず、じっくりと根本治癒に取り組んでください。私は、全力で応援をさせていただきます。
なおご不明な点、ご質問、不安なこと、今後のご希望などがあれば、どのようなことであっても、いつでも遠慮なくご連絡ください。