開院の理由

ここでは、金融機関の営業職であった私が、整体師をめざし開院するに至った経緯をご紹介致します。

整体院へ行き、ご自身の大事なお体を任せるうえで、
「どんな人がやっている整体院なのか」
「どんな人に施術をされることになるのか」
という疑問もあるかと思います。

私の経緯を踏まえた人となりをご覧いただき、そのような疑問の参考になれば幸いです。
また、プロフィールは別ページにてご用意しております。


とことん楽しみ、とことん悩んだ会社員時代

刺激に溢れる日々を送った証券会社員時代

私はもともと、整体業界とはまったく関係のない、サラリーマンでした。
大学卒業後、証券会社へ営業職として入社しました。

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昔から「人との出会いで人生は広がる」という言葉が好きな私は、就職活動の際、自己成長の為に「出会い」を仕事選びの基準にしました。

この仕事では、企業の社長さんなど普段なかなか出会えないような方も含め、幅広く色んな人と出会い関わることができるという点が理想的でした。

その経験は、間違いなく自分の視野を広げるだろうと、期待に胸を膨らませ入社しました。

実際に、様々なお客様や尊敬する先輩方との関わりの中で、刺激的な毎日でした。

素晴らしい出会いに恵まれたと、いまでも感謝しています。

続けていれば、社会人としても人としても、もっともっと視野を広げて成長できていただろうと思います。

葛藤の日々

一方で、働くうちにだんだんと、ある葛藤が生まれてきました。

それは、この環境で「お客様の為に」という純粋な思いだけで働くことは難しい(少なくとも自分には)という実感です。



営利企業なので、当然利益が必要です。

これは大変情けなくお恥ずかしい話なんですが、、、
気付けばいつからか、「新商品を売る必要があるから」「営業ノルマだから」という理由で仕事に向かっている自分がいました。

そんな自分の姿勢に苛立ち悩む日々を過ごしました。


この時期、次のような社会の仕組みにも疑問を感じました。

  • 世の中の商品やサービスの多くは、お客さんからの需要を発端として産み出されるのか。

それとも、、、

  • 「利益をあげたい」「売りたい」という目的が先にあって、その為に商品が作られるのか。



少なくとも、前者だけではなく、後者の要素もあるのではないか。

特定の会社に限らず、世の中の企業の商品の多くが「利益を上げる」目的で作られているのではないか。



なぜなら、そんなに頻繁に新しいニーズがあるとは思えない。

そんなに頻繁に、次々と新しい商品を生み出す必要があるとは思えない。

ふと世の中を見渡すと、続々と出現する金融商品、車、家電製品、旅行サービス、コンビニやスーパーに並べられる品物の数々。。。

それらの多くは、少しだけモデルチェンジした類似品にすぎない。
その類似品をあくせくと商売する日々。

お客さんの為にというよりも、どちらかというと自社の利益を上げるべく、消費を促す為に、、、

それは少なくとも自分には、なんだか空虚に感じてしまう。。。

  • お客さんの為に提供しているのか。
  • 売るために売っているのか。

現在の自分はどっちだろう。

理想は前者。しかし、実際は、、、後者でないとは決して言えない。
(弱い人間です。情けない話です。)



「それらは経済を回す為に必要なこと」

そうかもしれません。

しかし、そもそもそんなにブンブンと経済を振り回し続ける必要があるのかな。

もっとシンプルに生きられないものか。。。。



ぼんやりと、そんなことを考える日々だったように思います。

「うつ病」そして休職

悩みと葛藤の日々を過ごすうち、いつしか体調を崩し、病院でうつ病と診断されました。

そして、休職するに至りました。

ちなみにこのときの私の症状は以下の通りです。

●頭がボーッとしてなかなか集中できない。

●新聞や本を読んでもなかなか頭に入ってこない。

●人と会話をしたり、プレゼンで発表していても、自分が何を話して何を聞いているのか突然分からなくなる。

●元気が出ない。

●日によっては、激しい頭痛や嘔吐。

はじめこそ単なる疲れかと思っておりましたが、段々とさすがにおかしいと感じはじめ、病院へ行ったところ、「うつ病」と診断されました。

しかし自分がうつ病だということをどうにも信じることができず、その他に3件の別の病院へ行きました。

しかし結局、全ての病院にて「うつ病」との診断を受けてしまいました。

結果、休職し、実家にて療養することとなりました。


【捕捉】

※当時の生活は、睡眠時間は平均で約4時間。起きている間はほぼ仕事関係の活動。
自炊する時間的余裕もなく、食事は出来合いの弁当や外食ばかりという生活でした。
仕事中は常にピリピリと緊張していました。
最終的に会社の寮で倒れ、救急車で運ばれたという経緯です。



いま思えば、体調を崩して当然です。

しかし当時は精神的なストレス(上記の迷いや葛藤)にばかり目が行き、身体的な理由にはそれほど目が向いていませんでした。

なにより、病院で検査をしても「異常なし」でした。

自分の理想を改めて整理

療養中、自分の気持ちを改めて整理しました。



何の為に営業の仕事をしているのだろう。。。

誰の為にしているのだろう。。。

自分は本当は、どんな働き方がしたいんだろう。。。

どんな生き方がしたいんだろう。。。



そんなことを考えるうち、自分の中に次のような欲求を見つけました。

『会社や自分の都合ではなく、相手の為に純粋に良いと思えるものを、そのままの理由で提供したい。』

そんなシンプルな思いでした。


これに対しては、色んなご意見があるかと思います。

「甘い考えだ。」

「仕事はそんな簡単なものじゃない。」

「お金を稼ぐというのはキレイごとばかりではない。」

など。

しかしそれでも、そんな働き方はできないものか。

はたまた、仕事自体を変えてもいい。そんなことができる職は他にないか。

莫大な利益や高い給料を得られなくても、生活できる余裕があればいい。

そしてやはり、常に新しい出会いがあり、人と関わることのできるものがよい。



、、、そんなふうに何日も考えた末、思いあたったのが「整体師」でした。

整体に助けられた経験

思い返すと、私は10代の頃から、数々の整体院や治療院と呼ばれるところへ行っていました。

色々な種類の整体をはじめとし、その他にもマッサージ、鍼、お灸、カイロプラティック、接骨院などなど。

数十件のお店へ行きました。




学生時代から悩みの種であった肩こりが、整体へ通うことにより楽になり、とても嬉しかった経験があります。

ぎっくり腰になって動けなくなったときも、整体へ行き改善しました。

そして何より、当時(療養時)の自律神経バランスが乱れた状況にも、整体へ通うことにより深いリラックスを感じていまいた。




思い返すと、私はこのように心身で困ったときには、しばしば整体院を利用していました。

そして、その度に改善することを心から喜んでいました。


「自分が実感してきたこの喜び。純粋に『嬉しい』『良い』と実感したこのサービス。
今度は自分も、その担い手になりたい。

少なくとも自分は、身体的にも精神的にも、不調である辛さや、それが良くなったときの嬉しさに共感できる。

同様に悩む人に対し、自分が純粋に良いと思うものを届けよう。」

こんないきさつと自己問答から、私は整体師への道を志しました。

「整体師」という新しい道への転身

心身楽々堂整体法講座に入門

この頃には体調もずいぶん回復していましたが、意思が固まった私は、会社へ復帰せず退社することに決めました。

同時に様々な整体学校を調べ、いくつかの資料を取り寄せた末、「心身楽々堂整体法講座」に入門しました。

心身楽々堂整体法講座の風景


この講座に志願した理由は2つです。

まず、自分がそれまでの人生で行った様々な整体院や治療院で体験した療法のうち、1番抜群に効果のあった療法(無痛自然療法)を学べること。

そして、主催者である西田聡先生の考え方や人生観に強く共感したからです。



こうして、これまで歩んできた業界とは全く異なる、新しい世界での学びの道がスタートしました。

修行時代

学生時代に慣れ親しんだ京都市に再び住み、そこから講座のある大阪府枚方市に通い学びました。



授業以外の時間はアルバイトを2つ掛け持ちし、朝から深夜まで働きました。



このような日々のなか、連日1日中立ちっぱなしの状態が続き、整体を学んでいる最中の身にも関わらず腰痛になるという経験もしました(笑)

いまとなっては、腰痛に悩む人の気持ちに共感できる良い経験です。


修行時代




また、この頃は、整体修行の為に私の施術を受けてくださる方を個人的に探し、練習をさせて頂きました。

当時は専用の施術場所が無かったので、全て出張という形でした。

主に知人やその知人の紹介でしたが、近所にばかり何人もいるわけではなく、大阪や兵庫、滋賀や奈良まで足を運んで施術練習をさせてもらいました。



素人の練習なので、料金は無料です。

毎回交通費分が赤字になりながらも、色々な症状の方に対応し、少しでも多くの経験を積む為に飛び回る日々でした。



(当時お世話になった方々、まったくの素人にも関わらず大切なお身体を任せてくださってありがとうございました。現在の自分があるのは、この頃に経験を積ませて頂いた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。)

修行時代

整体師としての現在

そして現在。

整体師として独立し、生きていく。
そんな自分の思いがようやく形になりました。

『自分が純粋に良いと思うものを、そのままの理由で相手に提供する』

その為の手段として選んだ整体。

堅っ苦しく、わがままで不器用な生き方ながらも、やっと理想の仕事、理想の生き方に辿り着いたと感じています。

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自律神経専門の整体院を運営

また、整体院といっても、私のお店は一般的な「整体院」のイメージとは少々異なります。

整体というと、一般的には「肩こり」「腰痛」などがイメージされますが、当院ではそれよりも、「不眠・うつ・パニック」などの自律神経や精神疾患と言われるお悩みを専門としています。


これにはワケがあります。

まずは、自分自身が同様に悩んでおり、それが整体で回復できたという経験。

そして、自分と同様に(いやそれ以上に)自律神経系のお悩みで苦しんでいる人は、世の中に非常に多いということを実感したからです。



具体的には、次のようなお悩みです。

  • 「病院へ行っても良くならない」
  • 「検査をしても異常なし。だけど実際に症状がある」
  • 「薬で一時的におさまっても、決して解決はしていない」
  • 「どこへ行って、どうすれば良いのか、途方に暮れてしまっている」

そのような方々です。



会社員時代から、「自律神経失調症」「不定愁訴」「精神疾患」という言葉は知っていました。しかし、会社を辞めてこの道に進むまで、これほどまでに多くの方が悩んでいるとはまったく知りませんでした。

皆、自身の深刻な悩みはなかなか表に出しづらいからでしょうか。
「言っても分かってもらえない」という感情を抱かれる方も多いです。
周囲から、「単なる気の持ちようでしょう?」と片づけられてしまうのも、たいへん辛いものです。


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さて、現在は、以上のようなお悩みの方々の力になるべく、一人でお店を切り盛りする毎日です。

何万人もいた企業での生活と違い、たった1人で小さな整体院を経営する現在。
当時と違い、部や課などはなく、営業、経理、総務的なことやマーケティングまで全て自分1人で行います。
やるべきことは会社員時代より何倍も多い状況ですが、全く苦には感じません。



なぜなら、前述のように途方に暮れてしまっている方が、当院にて、すっかりと解決されていかれる。その喜びを共に感じられることは、私にとって何事にも代えがたい喜びだからです。
毎回、心底、感動します。

これこそがまさに、「ただ良いものを、ただ提供する」という、私の目的が達成できる瞬間です。


例えば、次のような症例です。

  • 過労により倒れ、それ以来5年以上、どうしても4時間以上眠ることができなくなってしまった。毎日ぼんやりとした虚ろな気分で過ごしていたが、6時間以上ぐっすり眠れるようになり、爽快感と共に意欲的に過ごせるようになった。


  • 原因不明の動悸、吐き気、過呼吸が頻繁に起こり、数々の病院へ行くが、検査をしても「異常なし」。その不安から、次第に不眠にもなってしまっていたが、すっかりと解決され、元気に学生生活を送れるようになった。



※【免責事項】上記は過去に当院をご利用された方の体験談ですが、効果には個人差があります。万人への効果を保証するものではありません。



そして嬉しいことがもう1つ。

お客さんとの日々の出会いです。

「人との出会いで、人生は広がる」

いまでも大好きなこの言葉の通り、日々色んな方々との出会いを通じ、私自身成長させて頂いてると感じます。


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変わらぬ思いで。。。

いま、会社員時代を振り返ると、あの頃があって本当に良かったと心から思います。

その理由はまず、前述の通り素晴らしい出会いに溢れていたからです。



そしてもう1つ大きな理由があります。

それは、働くということについて、そして人生について、これまでの人生のなかで1番深く考えるきっかけとなったからです。



文字通りぶっ倒れるという経験を通し、自分の本心、本音を見つけることができました。


「ただ良いものを、ただ提供する」

その為に、「整体」という心から素晴らしいと感じる職業を担う。

このシンプルな思いはきっと、これからも変わらぬ思いとして、私の根幹に在り続けます。

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最後に

長文をお読み頂きましてありがとうございました。

施術者の人となりが、少しでも見えましたでしょうか??



世の中には色々なタイプの人々がいます。

そのなかには、合う人、合わない人がいるのは自然なことと思います。



その為、私という人間を判断して頂くひとつのきっかけとして書かせて頂きました。

このページをはじめ、自分をオープンにして、良くも悪くも知って頂けるよう様々な手段で発信していく所存です。

ご予約・ご相談:075-326-6355

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